欠点が長所
仕事のご依頼をいただくと、
どのような商品やサービスをどのようにしたいのか。
対象顧客や販売方法、そしてスケジュール感とか
具体的に細かくヒヤリングをさせていただくことになります。
欠点を欠点だとおもってる
そのときに
「弊社の商品は、ここがウィークポイントなんです」とか。
「もっとここを改良する必要があるんですよ」とか。
自社の商品の欠点を話してくる依頼者さんがいます。
そのときに、いつも感じるのですが、
“自分の会社や商品を過小評価している方が多いんです”
「えっ、それって欠点ではなくて、長所では・・・」
というような事が往々にしてあります。
どういうことかというと・・・
例えば、ここに１台の軽自動車があったとします。
軽自動車だから
・大人４人が乗ったらキュークツです。
・荷物も少ししか積めません。
・安っぽいです。
という見方になってしまっています。
人はそれぞれ考えや見方が違う
しかし別の見方をすると
・小さいから小回りもきいて縦列駐車もラクラク。
・価格が安い
・維持費も安い
・燃費が良くて地球に優しい
となります。
欠点だったところが、全部長所になってきます。
「自分（の会社・商品やサービス）は
ベンツじゃなくて、軽自動車だから」
なんて卑下する必要はまったくないんです。
あなたが欠点だと思っている部分は、
長所にもなるんです。
要は視点を変えてみると、
今まで欠点だと思ってたようなことが
使い方や考え方によっては
立派なアピールポイントになります。
もし、あなたの商品やサービスで
ここは欠点だな感じるところがあるのなら
それを長所にできないか、
ちょっと考えてみてはいかがでしょう。
いろんな人に意見を聞いてみるのも
いいかもしれません。
あなたの考えだけじゃなく、周りの社員やお客さんたちに
商品やサービスに感じていることを聞いてみるのも
おもしろいですよ。
商品やサービスのアンケート調査などいいかもしれません。
もしかすれば、短所や欠点だと思ってたことが
何か開けてくるのではないでしょうか。